Ryuji Koyama Architect
Ryuji Koyama Architect

press to zoom
Ryuji Koyama Architect
Ryuji Koyama Architect

press to zoom
Ryuji Koyama Architect
Ryuji Koyama Architect

press to zoom
Ryuji Koyama Architect
Ryuji Koyama Architect

press to zoom
1/5

この建物は、私が郊外型の店舗設計の最初の建築にになったもので、様々に考えさせられたものだ。先ず敷地を取得するとことから相談があった。 郊外型店舗の敷地は、新しく出来た幹線道路沿いなので、それに隣接する敷地が田畑という場合が多い。そこには、不動産業者もしくはハウスメーカーなりが先手を打って、地主と交渉し建築条件付きの土地としてしまっていることが多いのである。この敷地も、Dハウスの条件付きの敷地であった。 その条件とは、建物の工事をDハウスで行うというものである。しかし、店舗については、本体はDハウスが請け、内装はテナント側で好きな様にすれば良いというものであった。 つまり、従来テナントビルで採用している方法を、単独店舗でも採用しているのだ。店舗経営側からすると、サービスの方法が店舗建築の表情として現れなければならないので、看板だけで店を出すわけにはいかない。 そこで、このようなシステムがあることが、町並み形成においてよくないことを店舗オーナーに訴えて、Dハウスには退いて頂くことになった。 七輪のオーナーは、具体的な店舗のイメージを持っていた。それは、「焼肉屋は、美味しい肉とキムチとご飯があればいい」というものであった。

焼肉屋は、いわば、BBQなので、本来建物の中で食べさせるよりも屋外で、川や山、海の脇で食べるとより美味しく感じるに違いないので、そのギャップをいわんとしているのだと受け取った。 そこで、私の提案は、この店舗は出来る限り装飾を省いて、建物に必要な構造のみを使って、その構造が内装の見せ場となる様に、構造を見せる建築を提案した。 構造の柱間は、出来だけ開口部とし、営業中の内部の賑わいが、その光と供に外部に湧き出し、お客を引込む店舗建築となることを期待している。